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目指せヤセ体質!ストレス対策&時間を味方につける食べ方
2023.08.19
現代の日本人は、痩せ願望が強いと言われています。
メタボリックシンドロームや体重を気にしてカロリー摂取を控えてしまうため、20代の方は、戦後間もない頃よりもカロリーが足りていないそうなのです。
さらに、カロリーだけではなく、体を作ってくれる栄養素も足りていない状況です。
食べない方法ではなく、食べながら痩せ体質にしていくためにはどうしたら良いのでしょうか。
脂肪をため込みやすくするホルモン
太りやすい人は、ホルモンバランスが乱れている場合が多いです。
特に体重管理に関係があるのが、副腎という臓器。
体内に炎症が起きたり、ストレスを抱えた時に、副腎でコルチゾールというホルモンが作られます。
コルチゾールは、炎症を治してくれたり、ストレスに対抗したりするホルモンではありますが、同時に血圧が上がったり血糖値が上がりやすい状態になります。
そして、コルチゾールが作られれば作られるほど、脂肪をため込みやすい体質になってきます。
太りにくい体質にするホルモン
副腎ではコルチゾールの他に、DHEA(デヒドロエピアンドステロン)というホルモンも作られています。
DHEAはマザーホルモンと言われていて、女性ホルモン・男性ホルモンの材料になります。
コルチゾールが脂肪をため込みやすくするのとは逆に、DHEAがしっかり働いていると、太りにくい体質になってきます。
このコルチゾールとDHEAは、どちらも同じコレステロールから作られます。
ストレスが強くて副腎でコルチゾールばかりができてしまうと、DHEAが作られなくなってきます。
これが太る原因にもつながります。
そのため、ストレス過多によってコルチゾールが過剰に分泌されるのを防ぐことが大切です。
ストレスケアには、γ-オリザノール、ビタミンC、ビタミンB群などを含む食材がおすすめ。
γ-オリザノールは、脂肪から出るホルモン「アディポネクチン」を増やし、メタボリックシンドロームを予防・改善する効果があると言われています。
甘いものが脂肪に変わりづらい時間
「時間栄養学」は、いつ、何を、どのように食べると、どういう働きがあるのか、という考え方です。
私達の体内には、時計遺伝子とも言われる「Bmal1(ビーマルワン)」というたんぱく質があります。
Bmal1は1日単位で増減を繰り返していて、増えてくると脂肪の吸収が上がってきます。
つまり、甘いものやカロリーが高いものを食べるなら、Bmal1が少ない時間を選ぶと脂肪になりにくいことになります。
Bmal1は、朝目覚めてから約6~7時間後までが減っている時間帯、そこからまた徐々に増えていきます。
例えば朝6時に起きた場合、14時頃が最も少なくなる時間帯です。
そのため、太りにくい体質になりたい方や体重管理をしたい方は、お昼をしっかり食べて、夜を控え目にしていただくのがおすすめです。
朝の発酵食品で余分なものを出そう
食べながら痩せるためには腸内環境を整えることも重要です。
おすすめは「夜の食物繊維」と「朝の発酵食品」。
朝、発酵食品を取ると腸の動きが良くなってきて排泄を促してくれます。
夜の食事で食物繊維の多いものを取り入れることも、排泄を促すポイントです。
余分な脂肪なども一緒に排泄することができますので、体重管理におすすめです。
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