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甘いものが好きな方、糖分を控えたい方の食事法
2020.06.16
おうちにいるとついつい甘いものに手が伸びてしまう…とい経験は誰でもありますよね。とくに自粛生活が続く今、さらに甘いものが食べたくなってしまうものですね。
しかし、「これは食べてはダメ」「甘いものはやめよう」と決めてストレスをためることは、逆効果になりかねません。
賢く食べて健康管理をすることを目指しましょう。
おすすめの食品・栄養素
- 甘みがほしいときは、お菓子よりも、砂糖などを加えていない「素材のままの間食」(栗、焼き芋、干し芋、ドライフルーツ、煮大豆、枝豆 など)がおすすめです。ドライフルーツは砂糖を加えているものがあるので注意しましょう。
- お菓子が欲しいときは、できるだけ以下のようなものを選びましょう。
○精白した小麦粉ではなく、糖の吸収が穏やかな「全粒小麦粉」「玄米粉」「大豆粉」を使ったもの
○精白した砂糖をできるだけ加えていないもの
○さつまいも、かぼちゃなどの甘みのある野菜を使ったもの - 甘みには、砂糖でなく、オリゴ糖を使いましょう。オリゴ糖は善玉菌(ビフィズス菌)を増やします。ただし市販のオリゴ糖には、オリゴ糖よりもショ糖(砂糖)が多く含まれている場合がありますので、成分表示を確認しましょう。
- 糖の吸収を穏やかにする食物繊維の多い野菜をとります。
食事のひと口目は野菜から食べるようにする「ベジファースト」を行うと、食後の糖の吸収が穏やかになります。(葉物野菜、だいこん、きゅうり、トマト、ピーマン、もやし、海藻類)
- 不足しがちなビタミンB群を十分に取るようにします。(玄米、大豆、大豆製品)
控えたい食品
- 糖の吸収のしやすさを示すGI値は、【白米>玄米】 【うどん>そば】 【白いパン>全粒粉のパン・ライ麦パン】です。GI値の高い白米、うどん、白いパンは控えめにしましょう。※GI値:グリセミック指数
- 白砂糖、はちみつ、果物、甘い菓子などは糖分の吸収が早いため控えめにしましょう。
食べ方・生活習慣のポイント
- 適度な運動をします。1日8,000歩を目安に、毎日30分程度速足で歩くようにします。1日8,000歩以上歩くと効果があるという研究結果が発表されています。
- 糖質制限食、低炭水化物ダイエットは、短期的には良い場合もありますが、長期間続けるとデメリットもあるという報告もあります。無理をせず、専門家の指導に沿って行いましょう。
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