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旬の野菜で夏バテ防止!おすすめ食材

2022.06.10

もう6月。すぐに暑い夏がやってきますね。
高温多湿の天候が続くこの季節は、夏バテや食欲不振、胃腸障害、お肌のトラブルなど、なにかと健康・美容に影響が出やすくなります。

そんなときに役立つのが、旬の夏野菜たち!旬の食材には、旬にあった効果があります。
今回は、これからの夏に取りたい旬の野菜とおすすめの食材をご紹介します。

トマト


カロテノイド系色素のリコピンには抗酸化作用があり、熱に強いので加熱しても壊れにくく、油分と一緒に取ると体内での吸収率がアップします。毛細血管を強くするケルセチンはビタミンCの体内利用を高める働きがあるので、美肌効果も期待できます。


きゅうり


カリウムを多く含むため、ナトリウムの排出を助け、むくみ予防に役立ちます。また独特の青臭さの成分であるピラジンは、血液をサラサラにして血栓を予防する効果があります。ぬか漬けにするとビタミンB1が約9倍、カリウムとビタミンKが約3倍、ビタミンCが約1.5倍にアップします。


かぼちゃ


粘膜を強化するβ-カロテンをはじめ、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEが豊富。β-カロテンは体内でビタミンAに変換し、ビタミンC、Eと一緒に取ることで相乗効果を発揮します。


にんにく


匂い成分であるアリシンがビタミンB1と結合してアリチアミンという物質に変化し、ビタミンB1による疲労回復効果を高めてくれます。ビタミンB1の多い食品(玄米や大豆など)との相乗効果が期待できます。


なす


なすの紫紺色はナスニンと呼ばれるアントシアン系色素(ポリフェノールの一種)で、強い抗酸化作用があります。夏野菜の中でも体を冷やす効果が強く、体のほてりをとってくれます。


ミョウガ


独特な香りの成分であるアルファピネンは、食欲増進、呼吸器の機能を高め血液の循環をよくします。またカンフェンという成分には、抗炎症作用、抗菌作用があります。


しそ(大葉)


香りの成分ぺリルアルデヒドには防腐・殺菌作用があり、さらに食欲増進効果や健胃作用もあるとわれます。


ゴーヤ


苦味成分のモモルデシンは肝機能を高め、血糖値の降下に効果があります。また胃液の分泌を促して食欲を増進させるので、夏バテ解消に◎。ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいので、チャンプルーや天ぷらもオススメです。


オクラ


ぬるぬるした粘り気のもとである水溶性食物繊維(ムコ多糖類)が含まれ、胃の粘膜を保護して、たんぱく質の消化吸収を助け、滋養強壮、疲労回復に役立ちます。


モロヘイヤ


β-カロテン、ビタミンC、E、カルシウム、ビタミンK、鉄、葉酸、食物繊維など、免疫強化に関わるビタミンとミネラルのほとんどを含みます。


ピーマン


粘膜を強化するβ-カロテンや、美肌効果の高いビタミンCと、それを助けるルチンを含んでいます。またβ-カロテンには血管をしなやかにする効果もあります。




さらに!夏におすすめの食材

梅干し


梅に豊富に含まれるクエン酸が代謝を活発にし、疲労回復に役立ちます。また酸味が食欲増進、唾液や胃酸の分泌を促し、消化力も高まります。さらに殺菌効果があり、食中毒を防いでくれます。


大豆・大豆製品


代謝に欠かせないビタミンB群を摂取できます。ストレスが多い、疲れやすい、イライラする、といった方にもおすすめです。


ごま


必須脂肪酸のリノール酸や、LDL(悪玉)コレステロールを減少させるオレイン酸などが含まれています。また抗酸化成分のセサミンやビタミンE、疲労回復に役立つビタミンB1も取れます。


生姜


抗酸化作用がある香り成分のショウガオール、強い殺菌作用がある辛み成分のジンゲロンなどを含みます。薬効は細かくするほど高まりますが、空気に触れると減少するので、食べる直前に調理をしましょう。



旬の野菜や効果的な食材を上手に取って、夏を元気に乗り切りましょう。

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