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気持ちを立て直したい時に食べたい食材と、自律神経のバランスを保つコツ★レシピ「チリコンカルネ風大豆の煮豆」
「なぜかやる気がしない」「心がモヤモヤする」
そんな風に感じることはありませんか?
心がスッキリ晴れないのは、自律神経やホルモンの乱れが原因かもしれません。
食事でできる対策と、日常生活で心がけたいことを知っておきましょう。
■ 自律神経とホルモンの関係
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、互いに反対の作用をして、バランスが保たれています。
どちらかの働きが強すぎたり、機能が低下しアンバランスになると、全身倦怠感、疲労感、不眠、寝汗、めまい、頭痛、ほてりや冷え、肩こり、便秘、下痢などの不定愁訴につながります。
自律神経がアンバランスになる原因は、
・過労
・ストレス
・ホルモン分泌量の低下
などがあげられます。
食生活や生活習慣を整えることで、自律神経がアンバランスになるのを防ぎましょう。
■ 積極的に食べたい「大豆」
ホルモンバランスの乱れは、食事で整えることができると言われています。
例えば女性ホルモンの一種、エストロゲンの減少を補うには、大豆に含まれているイソフラボンに効果が期待できます。
イソフラボンは腸内細菌によって、さらに強力な効果を持つエクオールに変化します。
コンビニのお弁当やお総菜などが続く時は、週末など時間がある時に大豆料理を作り置きしておきましょう。
また、食事をするときに大切なのは”よく噛むこと“です。
よく噛むことでだ液が多く分泌され、さらに自律神経を整えるセロトニンの分泌も促します。
■ ストレス対処法を多くもっておこう
上手に気分転換できるように、日頃からご自分に合ったストレス対処法を多く身につけておきましょう。
●親しい人たちと交流する
友人や知人と話をすることで、不安やイライラした気持ちが整理されて、自ずと解決策がみえたり、アドバイスがもらえたりします。
●笑う
笑いによって、自律神経のバランスを整えたり、免疫力を正常化させたりする効果もあります。日常生活に笑いを取り入れましょう。
●仕事から離れた趣味を持つ
自分の好きなことができる時間を大切にしましょう。仕事から解放されているという実感が、仕事への意欲も高めます。趣味を介した、仕事とは関係のない人々との交流は、新たな人間関係を生み、生活の幅を広げます。
■ 自分にやさしくなろう!
自分で自分を追い込んでストレスを感じてしまっていませんか。
「考え方のクセ」に気づいて、自分にやさしくしてあげましょう。
●完璧主義の傾向がある
「できなかったこと」ではなく、「できていること」に目を向けてみましょう。
●いつもこうだ…と考えてしまいがち
「本当に毎回そうかな?」と問い直し、そうでないときを発見してみましょう。
●「すべき」思考
否定的に断定せず「○○であればいいや」という風に変えてみましょう。
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【出典】
厚生労働省「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』
『健康美人をつくる50の食習慣 FOOD LIST』管理栄養士 加藤初美(著)
それでは、今回のレシピをご紹介します。
■チリコンカルネ風大豆の煮豆
エネルギー252kcal 塩分2.8g(1人分)
–材料(4人分)–
グルテンバーガー:小1缶
玉ねぎ:150g
醤油漬にんにく:1片
【A】
大豆(ゆで):200g
野菜ジュース(※):1缶
だし汁:1カップ
トマト缶(ホールトマト):1缶
一味唐辛子:少々
パセリみじん切り:大さじ1/2
ケチャップ:1/4カップ
塩:適量
こしょう:適量
※人参やトマトなどの野菜ジュースを使うのがオススメです。
–作り方–
- 玉ねぎとにんにくは、みじん切りにします。鍋に【A】と一緒に入れて煮込みます。
- 材料が煮えたらグルテンバーガーを加えて混ぜます。
- ケチャップ、塩、こしょうで味を調え、一味唐辛子をお好みで加えます。器に盛り、パセリを散らします。